【尾張国一宮☆真清田神社】
愛知県一宮市の真清田神社は、尾張の国の一宮として古くから地元の有力者や地域の人に愛された歴史と由緒のある神社です。市の名前に一宮とある位ですからこの神社がいかに一宮市の人とつながりが深いかとも分かります。
真清田神社の歴史
当社は、平安時代、国家から国幣の名神大社と認められ、神階は正四位上に叙せられ、尾張国の一宮として、国司を始め人々の崇敬を集めました。
鎌倉時代には、順徳天皇は当社を崇敬され、多数の舞楽面をご奉納になりました。その舞楽面は、現在も、重要文化財として当社に保存されています。
江戸時代には、徳川幕府は神領として、朱印領333石を奉りました。また、尾張藩主徳川義直は、寛永8年(1631)当社の大修理を行う等、崇敬を篤くしました。
明治18年には国幣小社、大正3年に国幣中社に列し、皇室国家から厚待遇を受けました。戦後は、一宮市の氏神として、一宮市民はもちろん、尾張全体及び近隣からも厚い信仰心を寄せられ今日に至っています。
尚「一宮市」の名称も当社が尾張国一宮であることに由来しており、全国で「一宮」の名称を冠する自治体は1市6町に及びますが、市制のひかれている自治体は当社の鎮まります一宮市のみとなります。
【楼門】
昭和36年11月竣工。楼上南側に掲げる扁額は、伝聖武天皇ご宸筆の旧額を模して人間国宝平櫛田中氏が彫刻を施した。
※楼門は、本当に見事です!黒が非常に美しいですね♪
【大鳥居】
【冨島稲荷大明神】
【御本殿☆拝殿】
昭和32年10月竣工。同年11月1日に本殿遷座祭が斎行された。ご用材は名古屋営林局より払い下げの木曽檜が充てられている。御本殿内陣中陣の御扉や柱桁などは、特別に伊勢の神宮から下賜された古材を使用している。
【神水舎】
明治11年10月25日、明治天皇が一宮を巡幸されご昼餐の際、この井戸水を御膳水として陛下に奉られた。
【神水舎内にある陰陽石】
【楼門前の手水舎】
昭和20年7月28日の空襲において焼失を免れた。吐水龍は、寛永8年(1631)初代尾張藩主徳川義直公奉納によるもの(現在はレプリカ)。
【服織神社】
御祭神萬幡豊秋津師比賣命(よろずはた とよ あきつし ひめのみこと)を奉祀する。一宮七夕まつりにミス七夕・ミス織物が参列し御衣奉献祭が斎行される。
※神社内に縁結びの赤い糸を奉納する事が出来ます♪
【三末社】
愛鷹社・天神社。犬飼社を奉祀。昭和32年8月社務所南側から当地に遷座した。
【須佐之男社・秋葉社・愛宕社】
須佐之男社・秋葉社は、明治期・昭和期に市内人形町・本町4丁目からそれぞれ移転遷座したもの。愛宕社は江戸期寛文年間の棟札がある。
【御縁楠】
※四連理の楠は、御縁を結んでくれそうですね♪
【神馬】
【厳島社☆八龍神社】
【神池☆開運橋】
【東門】
【東門前手水舎】
【三八稲荷】
【御朱印】
真清田神社
【住所】愛知県一宮市真清田1丁目2番1号
【案内図】